家づくりは一生に一度の大きな買い物。どうせなら環境にもお財布にも優しい住まいにしたいですよね。特に、住宅を建てるときの「建築資材」の選び方次第で、地球環境への負荷をグッと減らすことができます。
今回のウインクスコラムでは、建築資材と環境負荷の関係や、環境に配慮した資材の種類、住宅購入時に確認したいポイント、そして長期的なメリットや最新トレンドまで、わかりやすく解説します。

建築資材でCO₂が変わる?その理由とは

実は家を建てるとき、見えないところでたくさんの**CO₂(温室効果ガス)**が排出されています。

  • 材料をつくるとき

  • 重たい資材を遠くから運ぶとき

  • 工事中の廃材処分時

これらの過程で大量のエネルギーを使い、環境負荷がかかるのです。
たとえば木材は、鉄やコンクリートに比べて製造時のCO₂排出が圧倒的に少なく、まさにエコな素材といえます。

家づくりで選びたい「環境配慮型の建材」5選

国産木材・FSC認証材(柱・梁など)

木材は育つ過程でCO₂を吸収してくれるサステナブル素材。中でも国産材は、輸送にかかるエネルギーも少なく、地元の森を育てることにもつながります。

また、FSC認証材など「持続可能な森林」で育てられた木を使うのも◎。森林破壊を防ぎ、安心して使える木材です。

再生素材(リサイクルされた金属・ガラス・コンクリ)

スクラップになった鉄やアルミ、ガラスなどを再利用した資材は、新たな資源の消費を減らす効果があります。コンクリートも、砕いたものを再利用する動きが広がっています。

 断熱性能の高い素材(ノンフロン断熱材など)

断熱材は家の光熱費を左右する重要ポイント。断熱性能の高い素材を選ぶことで、冷暖房エネルギーの使用を抑え、長期的なCO₂削減につながります。

特に近年は、環境に負荷をかけない「ノンフロンタイプ」の断熱材が主流になっています。

 低VOC・自然素材(内装仕上げ材)

壁紙や塗料などから揮発する化学物質(VOC)は、シックハウスの原因になることも。
ホルムアルデヒドの少ない「F☆☆☆☆(エフフォースター)建材」や、漆喰・珪藻土などの自然素材を使うことで、室内空気をきれいに保つことができます

短距離輸送できる「地産地消建材」

建材を遠方から輸送すると、その分トラックなどの排気ガス=CO₂が増えます。できるだけ地元で取れた素材(たとえば三重県産の杉など)を選ぶのが理想的です。

知っておきたい「環境に配慮した家づくりのポイント」

  • 早めに設計士・施工会社に伝える
    「環境に配慮した素材を使いたい」と設計段階で伝えることで、対応可能な建材を提案してもらいやすくなります。

  • ラベル・マークをチェックする
    たとえば「FSC認証」「F☆☆☆☆」「エコマーク」などの表示がある建材は、環境面・健康面で安心です。

  • 補助金や税制優遇も活用できる
    「長期優良住宅」「ZEH(ゼロエネルギー住宅)」など、環境配慮型の家づくりには国や自治体の支援も多数あります。

環境配慮型住宅は“未来にやさしい”だけじゃない!

冷暖房費を抑えて光熱費が節約できる
自然素材で家族の健康にも配慮できる
将来の資産価値にもつながる

つまり、環境にいい家=自分たちにもいい家なんです。

住宅業界も脱炭素へ。LCCO₂という新しい指標

最近では、建物が「一生のうちに排出するCO₂(LCCO₂)」という考え方も注目されています。建てるとき・住んでいるとき・壊すとき…すべてを含めてトータルで環境負荷を減らす家が、これからのスタンダードになりつつあります。

ウインクスがご提案する“環境にやさしい家づくり”

株式会社ウインクス(本社:三重県四日市市)は、地元の木材を活かした家づくり・リフォーム・店舗建築に力を入れています

「国産材」「自然素材」「高断熱の設計」など、未来を見据えた家づくりを大切にしながら、
◎家族の健康
◎省エネな暮らし
◎環境との調和
をテーマに、住む人にも地球にもやさしい家をご提案しています。

環境配慮 × 高性能住宅 × コストバランス
──このバランスを一緒に考えていきましょう。

“環境にいい家”は、未来の家族へのプレゼント

建材選び一つで、家の快適さも、地球へのやさしさも変わります。

ぜひ、家づくりのスタートラインから
「この素材は地球にやさしいかな?」
「長く大切に暮らせるかな?」
そんな視点を持ってみてください。

ウインクスでは、環境に配慮した素材選びや補助金活用のサポートも可能です。
まずはお気軽にご相談ください!