「うちの家、大丈夫?」住宅の耐震基準とリフォーム時のチェックポイント

地震が多い日本。ニュースで大きな揺れを見るたびに、「うちの家は大丈夫だろうか?」と不安になる方も多いのではないでしょうか?
特に築20年以上の住宅では、現行の耐震基準を満たしていないケースもあり、リフォームを考える際には必ず確認しておきたいポイントです。
今回のウインクスコラムでは、三重県四日市市で建築・リフォームを手がける株式会社ウインクスが、
住宅の耐震基準とリフォーム時に気をつけたいことを、わかりやすくご紹介します。
耐震基準はいつ変わったの?
日本の耐震基準は、1981年(昭和56年)6月1日に大きく見直されました。
それ以前の基準(旧耐震基準)では、「震度5程度まで耐える」ことが目安でしたが、
1981年以降の新耐震基準では、「震度6強〜7でも倒壊しない」ことが求められています。
👉 築40年以上の家(昭和56年以前)にお住まいの方は、特に注意が必要です。
耐震リフォーム時のチェックポイント
① 建物の築年数・構造を確認
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木造、鉄骨造、RC造で診断・対策が異なります
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図面や建築確認申請書があるとスムーズです
② 基礎の状態を調査
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ヒビ割れ・劣化・無筋基礎(鉄筋が入っていない)かどうかを確認
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必要なら補強工事を検討します
③ 壁の配置と量をチェック
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耐震性を高めるには「バランスのよい壁の配置」が重要
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筋交い(すじかい)や構造用合板の追加も選択肢に
④ 屋根や外装の重さを見直す
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瓦屋根は地震時の揺れが大きくなりやすいため、軽量屋根材への葺き替えも一案です
▶︎ ウインクスでは、無料の耐震簡易診断サービスも行っています。
一級建築士が実際の建物を拝見し、リスクがあるかどうかを丁寧にご説明いたします。
耐震補強ってどんなことをするの?
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基礎の補強(コンクリート打ち直しや鉄筋増強)
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壁の増設・補強(構造用合板・筋交い)
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柱と土台の接合部の強化(ホールダウン金物など)
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屋根材の軽量化
施工期間は内容によりますが、1〜3週間程度でできるものが多いです。
補助金が使えるケースも
三重県や四日市市では、一定の条件を満たす住宅の耐震補強に対し、補助金制度が用意されています。
▶︎ ウインクスでは、補助金の申請手続きもサポートしていますので、お気軽にご相談ください。
最後に|“命を守る家”へ、今できることを
地震はいつ起きるかわかりません。
大切な家族や暮らしを守るためには、事前の備えが何より大切です。
ウインクスでは、建築・リフォーム・不動産の視点から、その家に最適な耐震対策をご提案しています。
「うちは大丈夫?」と少しでも不安に思われたら、まずはご相談ください。