子ども部屋って、何畳くらい必要?
仕切る? まとめる? 2人兄弟ならどうする?——
家づくりをされるお客様から、こうしたご相談をよくいただきます。

今回は、三重県四日市市で設計施工を行う株式会社ウインクスが、
実際のプランニング例や考え方を交えながら「将来も安心できる子ども部屋のつくり方」をご紹介します。

子ども部屋は“今”より“未来”を意識

  • 赤ちゃん〜小学生の間:親と一緒のスペースやリビング横のプレイルームでもOK

  • 中学〜高校:勉強・プライバシー確保のために個室化が必要

  • 成人以降:独立して空き部屋になる可能性も

 将来どう使うかまで考えておくことで、無駄のない間取りになります。


よくあるレイアウトパターン

① はじめは1部屋→将来2部屋に仕切るタイプ

  • 約10〜12畳を1つの空間に

  • 成長に合わせて真ん中に壁や収納で仕切る

✔︎ メリット:柔軟性が高く、工事しなくても家具で対応可能
✔︎ デメリット:音や光の干渉に注意

 ウインクスの提案例:あらかじめ配線・照明・ドアを2か所設けておくことで将来の仕切りもスムーズ


② 最初から2部屋+共有スペース付き

  • 各部屋を5畳程度+間に共有カウンターや収納を設ける

✔︎ メリット:個室を確保しつつ、きょうだいの交流を保てる
✔︎ デメリット:将来的に使い勝手の調整が必要

▶︎ ウインクスの工夫例:造作デスクや本棚で空間を柔らかく分ける設計が人気です


 未来の「空き部屋」も想定しよう

お子さんが独立した後、子ども部屋は…

  • 書斎

  • ゲストルーム

  • 趣味の部屋

  • リモートワーク用の個室

として活用される方が多いです。

▶︎ ウインクスでは「再利用のしやすさ」も考えて、建具やコンセント配置にも配慮したプランニングをご提案しています。


三重県の子育て世帯にも人気の間取り傾向

  • 平屋+ロフトタイプで空間の有効活用

  • リビングにスタディスペースを組み込む

  • 将来、親世帯の部屋として使えるように設計しておく

地元・四日市を中心に、気候や暮らしに合った家づくりを熟知したウインクスだからこそできるアドバイスがあります。


“部屋をつくる”だけでなく、“時間をつくる”という考え方

子ども部屋は、「子どものために用意する空間」であると同時に、家族の未来を育む場所でもあります。
ウインクスでは、単に間取りを提案するのではなく、そのご家庭の暮らしに合った“成長できる家”を一緒に考えることを大切にしています。