吹き抜けは寒い?10年住んだリアルな結論
「吹き抜けはおしゃれだけど寒そう…」
家づくりを検討している方から、必ずと言っていいほど聞かれる質問です。
SNSや口コミでは
冬が寒い
光熱費が高い
後悔した
そんな声も見かけますよね。
では実際のところ、吹き抜けのある家は寒いのでしょうか?
今回は**長く住んだ家の実例から見えた“本当の結論”**をお伝えします。
結論:寒い家もあるし、暖かい家もある
結論から言うと
吹き抜け=寒い ではありません。
寒くなる理由は「吹き抜け」ではなく
👉 家のつくり方 にあります。
同じ吹き抜けでも
-
寒くて後悔する家
-
冬でも半袖で過ごせる家
この2つに分かれます。
なぜ吹き抜けは寒いと言われるのか
① 暖かい空気が上に逃げる
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ。
これは物理的に避けられません。
つまり
1階の暖房の熱が2階に逃げる
= 足元が冷える
これが「寒い」と言われる一番の原因です。
② 断熱不足の家だと一気に冷える

昔の住宅や性能の低い住宅だと
外の冷気がどんどん入ってきます。
普通の天井 → 冷気が降りてくる量は少ない
吹き抜け → 冷気が一気に落ちてくる
つまり
欠点が拡大される構造なんです。
③ エアコン計画を間違える
実はこれがかなり多いです。
・1階の6畳用エアコン1台
・とりあえずリビングに設置
これだと暖まりません。
吹き抜けは
👉 空間ではなく“体積”で考える必要があります
逆に暖かい吹き抜けの家の特徴

高断熱・高気密
冷気が入らないので、空気が循環しても寒くならない
空気を回す設計
シーリングファン・配置計画・空調設計
これがあると温度差がほぼ消えます
日射取得を考えた窓配置
冬の太陽熱が暖房代わりになります
10年住んだ結論
吹き抜けは寒い設備ではなく
設計レベルが出る場所です。
-
性能が低い家 → 後悔しやすい
-
性能が高い家 → 快適性が上がる
つまり
吹き抜けは「デメリット」ではなく
住宅会社の実力がはっきり出るポイントと言えます。
まとめ
吹き抜けが寒いかどうかは
広さではなく「家の性能」で決まります。
おしゃれだからやめる
寒そうだから諦める
ではなく
きちんと計画された家かどうかを基準に考えることが大切です。